テレワークでの座りっぱなしの対策に、電動昇降式のスタンディングデスクFLEXISPOT EF1を購入したので、そのレビューになります。
電動昇降式のスタンディングデスクの購入を検討されている方、FLEXISPOTのモデル選びに悩んでいる方の参考になればと思います。
FLEXISPOT EF1を選択した理由は、こちらの記事に書いておりますのでよかったら読んでみてください。
FLEXISPOT EF1(電動昇降スタンディングデスク)のレビュー
なぜ私が大満足しているのか?私の気になるポイントについてレビューをしています。
まず、2週間使った感想です。
FLEXISPOT EF1、大満足です。
多分FLEXISPOTの他のモデル(電動式でメモリー機能がある)も同じように満足するんだと思います。
2週間使ってみての感想ですが、今のところ不満が一つも見当たりません。
あえて不満?を挙げるなら、FLEXISPOTの存在感が強すぎる点でしょうか。
私は幅140㎝の自作天板で使っているのですが、高さを123cmのMAXにした状態のFLEXISPOTは、まるで神社の鳥居、高速道路の料金所、空港の身体検査装置のような存在感で圧倒されます。
使い終わったら必ず一番低いの高さに戻すように心がけています。
このモデルに限ったことでは無いと思いますが、普通に座って使うデスクとしても使い勝手が非常に良いと感じました。やはり高さが微調整できる点がとても気に入っています。
FLEXISPOT EF1の完成イメージ
FLEXISPOT EF1の完成直後のイメージはこちらです。天板は自作(パイン集成材に水性ウレタンニスのクリア色)
天板サイズは140cm×60cm
FLEXISPOT EF1と21インチ液晶モニター
21インチの液晶モニターとキーボードとマウスを置いたら、こんなサイズ感になります。
FLEXISPOT EF1とニトリのワーキングチェア
座って使う時はこの椅子、ニトリのリカルドPU(ワーキングチェア)を使っています。
FLEXISPOT EF1を最高に伸ばした状態
FLEXISPOT EF1を最大の高さに伸ばした状態です。椅子もすっぽり収納できる高さです。
FLEXISPOT EF1に取り付けたケーブルトレイ
FLEXISPOT EF1の天板の裏側に電源タップやケーブルを収納できるトレーを設置しました。
ここに電源タップを引き込み、FLEXISPOT EF1の昇降用の電源とパソコン関係の電源はここから配線します。
電源を1カ所に集約することにより、FLEXISPOT EF1を昇降させたときのケーブルトラブルを軽減しました。
FLEXISPOT EF1の机上のサイズ感
天板は幅140cm、奥行き60cmです。天板の上に置いたメジャーの長さが120cmです。写真右側の方眼紙(A4用紙)の右端が約120㎝で、左端が約100cmのです。
個人的には140cmで満足でしていますが、120cmでもよかったかなと思っています。
天板幅100cmはちょっと物足りない気がするので、120cm以上は欲しいですね。
140cm天板をしばらく使ってみて、やっぱ広すぎたと思ったら120cmにカットして使おうかと思っています。
FLEXISPOT EF1の細部をレビュー
昇降にかかる時間は?
FLEXISPOT EF1は昇降範囲が71cm~121cmと50cmの昇降可能です。昇降スピードは仕様上25mm/秒となっているため、最大昇降範囲の50cmを移動するのに20秒かかる計算になります。
実際の測定結果は・・・
コントロールパネルに表示される高さ表示は正確なのか?
FLEXISPOT EF1は電動昇降機能がついているので、リモコンパネルがあります。そのリモコンパネルの一番左側に天板の高さを表示するLEDインジケーターがついています。その表示される高さ表示はどれくらい正確なのか?
コントロールパネルの操作性は?
基本操作
コントロールパネルの操作性といっても基本的にボタンを押すだけ、▲ボタン、▼ボタンで天板が上下する。1~4のボタンんは記憶された高さに自動調整される。直観的に操作できると思います。
メモリー登録
お好みの高さを1~4のボタンに記憶させる方法はいたって簡単、記憶させたい高さに合わせて、割り当てたいボタンを5秒間長押しするだけ。ピッとアラームが鳴りLED画面に『S-1』のように表示されたら登録完了です。
ボタンロック
FLEXISPOT EF1は特にロック機能については、明記されていなかったと思いましたが、コントロールパネルにロックボタンを想像させるカギマークがありました。
1と2のボタンを同時に長押ししてみたら、ピッっとアラームがなりLED表示が『Loc』と表示されました。以降どのボタンを押しても操作できないようにロックされています。
ロック解除方法は、ロック時と同じように1と2のボタンをアラームがピッとなるまで長押しするだけです。
この方法は取り扱い説明書には記載がありませんでした。
高さ調整の精度
高さ調整は▲ボタン、▼ボタンを押すことで調整できますが、1回カチッっと押すと約1mm昇降します。
mm単位での高さ調整が可能だと思います。細かい単位での制御ができている感じです。
メモリーボタンは毎回同じ高さに調整されるのか?
FLEXISPOT EF1には高さを記憶してくれるメモリボタンが4つあり、好みの高さを記憶してくれます。そのボタンを押すことで記憶した高さに自動的に調整してくれますが、毎回同じ高さに調整されるのか?
両脚が伸縮することによる天板の傾きは?
FLEXISPOT EF1は両脚を伸縮させて昇降する。両脚の伸縮の同期がとれないと天板の水平が保たれないのではと心配なポイントでしたが。
昇降時のモーター音は静か?
数値的な表現はできませんが、想像していたより格段に静かです。例えるならば、プリウスなどの電気自動車がモーターで走っているぐらいの音でしょうか。
デュアルモーターの場合はさらに音が大きくなるのかもしれませんね。シングルモーターを選んで正解です。
昇降時の振動は?
緩やかに加速し、緩やかに減速するのでとてもなめらかな動きで、机の上のものが転倒する心配もないと思います。
どれくらいなめらかな動きかというと、鉛筆を立てた状態で昇降させましたが、倒れませんでした。ちなみに10円玉は倒れたり、倒れなかったりでした。
唯一の構造(逆ピラミッド)
FLEXISPOT EF1は唯一脚の構造が逆ピラミッドになっています。脚にマグネット式のテーブルタップなどを取り付けることを想定するなら、この逆ピラミッド構造がいいのだと思います。
フェルトシートをチョイ足しで移動もラクラク
こんなに大きくて重かったら、掃除も大変だと思い、フローリングの保護も兼ねて脚の裏にフェルトを貼り付けました。机の移動もスムーズです。
フェルトシートはどのモデルでも貼ることをお勧めします。机の移動が楽です。
メモリーボタンの割り当て
4メモリーボタンにそれぞれ高さを記憶させることができます。私はこんな感じで割り当てました。
[1]:座って仕事するとき用(一番低い状態:73.6)
仕事をするときは一番低い状態で使っています。
[2]:使わないとき用(椅子を収納できる状態)
今までのデスクは仕事をしないときに椅子を収納することができなかったので、椅子が収納できる高さを設定しています。
[3]:立って仕事する状態(約114㎝)
打合せの時などは、この高さに合わせて立って仕事をしています。
[4]:配線するとき用(一番高い状態:123cm)
これまではなかなか大変だった配線ですが、机を一番高い状態にすることにより簡単に配線することができます。
その他の感想
脚フレームだけ売っている
既製品だとデザインは気に入っても、サイズが・・・。サイズが良くても、デザインが・・・
FLEXISPOTは脚フレームだけ購入できて、天板のデザイン・幅も自由度が高いところが一番のおすすめポイントだと思います。オリジナルのデスクが作れるところがよいですね。
スタンディングデスクとしてだけじゃなく
メインの用途はスタンディングデスクとしてだと思いますが、普通使いのデスクとしても良いです。
高さを自由に変えられるから、
・椅子のひじ掛けがあって椅子を机に収納できない悩み解決に
・家族共用のデスクとして、昼間は仕事机、夜はお子さんの勉強机に、休みは趣味の机として
デザインがシンプルで正面、裏の違いがあまりないので、部屋の中央に置いて複数人で対面形式使いも
・兄弟で勉強、お友達と勉強など
など用途は広がると思います。
足元広々
足ともに障害物がないので非常に快適です。天板の奥行が60㎝あるので足を延ばした状態でも壁に足が当たることがありません。解放感抜群です。