3年間のテレワーク生活を通して実践した、液晶モニター(モバイルモニターも含む)をワイヤレス化する方法を3つご紹介いたします。
ノートパソコンと液晶モニターをつなぐHDMIケーブルをワイヤレス接続にすることで、机の上からケーブルが消えて非常に使いやすくなりました。
こちらが実際に液晶モニターとモバイルモニターをワイヤレス化したイメージです。


皆さんの理想のワイヤレス化する方法は見つかるでしょうか?
方法1:MSワイヤレスディスプレーアダプターでワイヤレス化する
Windows:〇 Mac:×
1つ目の方法は、マイクロソフトの『ワイヤレスディスプレイアダプター』という商品を使ってワイヤレス化する方法です。
使い方は非常に簡単で、ワイヤレスディスプレイアダプターを液晶モニターのHDMI端子に接続し、USBで給電してあげるだけ!
この方法の一番の魅力は、ノートパソコン側に送信機的なものが不要なところです。
パソコンOS(Windows)を開発しているマイクロソフト製の商品なので、これを選びました。
画面の描画遅延も感じることはなく、HDMIケーブルで接続していた時と同様の感覚で使うことができました。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。よかったらこちらも読んでみて下さい。


FullHDモニター(1920×1080)を使っているなら

4Kモニター(3840×2160)を使っているなら

Macをユーザの場合は
残念ながらMacのパソコンを使っている場合は、マイクロソフトのワイヤレスディスプレイアダプターは使えません。Apple TVを使うことで同じ様にワイヤレス化できたと思います。
Macの場合はApple TVをモニターに接続することで、ワイヤレス化することができます。
方法2:ワイヤレスHDMIエクステンダーでワイヤレス化
Windows:〇 Mac:〇
次に試したのが、ワイヤレスHDMIエクステンダーを使って、HDMIケーブルをワイヤレス化する方法です。
amazonなどで『ワイヤレスHDMI』で検索すると色々な商品がヒットします。
基本的な使い方は、ノートPC側のHDMI出力端子に送信機を、液晶モニター側のHDMI入力端子に受信機を接続して使用します。
私はLogitecのワイヤレスHDMI送受信機という商品も使いました。


こちらの商品も画面の描画遅延を感じることなく、有線接続時と同様の感覚で使うことができました。
amazonでよく見かけるのはこちらの商品です。

この方法はノートパソコン側のHDMI端子に送信機を接続する必要があるので、見た目がちょっと残念な感じになります。これが唯一の不満点です。
方法3:Chromリモートデスクトップを活用する
Windows:〇 Mac:〇
不要になったPCとChromeリモートデスクトップを活用して、モニターをワイヤレス化してみました。
iPad、画面は小さいですがiPhoneもワイヤレスのサブモニターとして活用できました。
詳しくはこちらの記事に記載しましたので、興味があれば読んでみて下さい。

方法1,2に比べると若干画面描画の遅延を感じる場合があります。
方法4:逆転の発想!4Kモニター内で仮想ワイヤレス化する
Windosw:〇 Mac:〇
方法1~3まではノートPCとサブモニターの間をワイヤレス化する方法でした。
原点に立ち戻って、ちょっとアプローチを変えて考えてみました。
最初の目的は『いろいろウインドウを開いた状態で仕事がしたかった』でした。
しかし社給のノートPCの画面はFullHD(1920×1080)13インチなので狭くて、サブモニターを使うという発想に至りました。
そしたらHDMIケーブルが邪魔になって、HDMIケーブルをワイヤレス化しようと思った訳です。
ちょっと違ったアプローチで画面を高解像、大画面化する
今はリビングにある4K43インチのテレビにノートPCをつないで、大画面の中でウインドウをたくさん開いた状態で仕事をしています。(今お試し期間中です)
メインディスプレイもサブディスプレイも1つの大きな高解像度のディスプレイに入れる感じです。
これならケーブルの配線も気にする必要もありません。

43インチ4KとノートPCです。
ノートPCは閉じた状態で使います。
4Kの大画面を使うことで、従来の作業領域が2倍に増えました。
FullHD2枚→FullHD4枚
リビングのテレビを長時間占有できない、43インチはちょっと大きすぎるので、画面サイズを32インチか27インチの4Kモニターを購入を検討しています。

最終的にはこの方法で落ち着くと思います。


ちなみにノートパソコンは閉じた状態で使っています。その際に自作のノートパソコン縦型スタンドを作成してみました。

