テレワークをする様になって、机や椅子を買い揃えたら部屋が狭くなっていたことに気づきました。(うすうすは気づいていましたが)
空間を横に活用するには限界があるので、残された縦方向の空間を活用することにしました。
平屋建てより二階建みたいな発想です。
今までベッドを置いていた場所にロフトベッドを作り、下の空間をテレワークに、上の空間をくつろぎの場所にすることにしました。
数年前から作ろう!作ろう!とラフな設計図までは書いていたのですが、なかなか実行に移せませんでした。
今回ようやく実行に移すことになりました。
完成後のロフトベッドの下の空間をテレワークスペースにしました。
DIYはちょっとハードルが高いと思う方は、ニトリ(楽天市場)でも同じサイズ感のかっこいいロフトベッドがお手頃な価格で購入できそうです。
ロフト下の空間の高さが140cm、私の自作したロフトベットと同じなのでロフト下の空間に机を置いても大丈そうです。
ロフトベッドの設計
まずは設計から開始です。
マンションを購入した時から、なんとなくロフトベッドを設置するならココかなと思う場所があり、そこに設置することに決めて設計を開始。
3方を壁に囲まれているので、この環境を生かして、横幅フルフルのサイズで作ることにしました。
ツーバイ材の調達はネットが楽チン
これまでも何度かロフトベッド作りを企てたのですが、いつもこのツーバイ材の調達で断念してしまうのです。
ツーバイ材を購入すべく、会社を休んで平日の人の少ない時間帯にホームセンターに行くのですが、必要なツーバイ材の多さに圧倒され、車で持って帰れるか?一人で運べるか?と・・・。
結局買わずに帰宅して計画終了!!(チ〜〜〜ン)
でも今回は違います。ネットで必要なツーバイ材を調達しました。自宅の玄関まで運んでくれるので楽チンでした。
今回購入したツーバイ材の総重量はなんと90Kgでした。そもそも一人で買い出しできる量ではなかったと気づいた瞬間でした。
木材加工リハーサル
3万円以上のツーバイ材を無駄にするわけにはいきません。ロフトベッドを制作するにために想定している加工方法をネット動画で調べながら実際に端材を使って練習を重ねました。
真っ直ぐ線を引く
ツーバイ材に真っ直ぐ線を引くなら、差し金よりもスコヤが簡単で正確
ガイドに沿って直角に線を引くのに最適です。
真っ直ぐ切る
手ノコで真っ直ぐ切るのはなかなか難しいけれど、丸ノコ定規と電動丸ノコがあれば真っ直ぐにそして素早く切れます。
垂直に穴を開ける
ボルトを通す穴、鬼目ナットを埋め込む穴は垂直に開ける
相欠き継
見た目重視で極力金具などを使用しないで強度を確保するために相次ぎ継を採用することに
今回は脚部分で相欠き継ぎで組み立ててみました。初めてでしたが、電動丸ノコで簡単に加工することができました。
鬼目ナット
ビスだと強度的に心配な接合部分に鬼目ナットとボルトで接合
今回はベッドフレームと落下防止用の柵の部分で鬼目ナットとボルトを使用してみました。
ロフトベッドの制作
いよいよロフトベッドの制作です。制作経過をざっくり時系列でご紹介します。
ベッド部分を支える脚部分です。
ビス留めの箇所を外から見えないように壁側からビス留めしています。
これを2セット作りました。
脚部分を左右に設置します。
頭がこちら側になります。
こちら側が足側になります。
ツーバイフォー材を2つ重ねているので、実質フォーバイフォー材になっているのでこの状態でも立っていられます。
いよいよ次はベッドフレーム部分です。
こちらがベッドフレームになります。強度が必要なのでM8ボルトと鬼目ナットで結合しました。
左右に立てた脚にベッドフレームを乗せた状態です。
脚は壁とベッドフレームに左右から押さえつけられているので、一切ぐらつきません。
左側の壁と右側の壁の幅いっぱいに作るのがポイントです。
すのこ状に板を貼り付けて、足元側に出入り口用に開閉できるようにしました。ベッドの左右からとこの出入り口の3箇所からロフトベッドへ上がることができます。(屋根裏部屋感も味わえます。)
土日の休みを利用してのんびりと作りました。約1か月ほどかかりました。
使用した工具
今回ロフトベッドを制作するのに使用した主な工具はこちらです。
直線、直角、カット、穴あけがちゃんとできればある程度の仕上がりになると思います。
ロフトベッドの活用
ロフトベッド下の空間は当面の利用用途は、昼間はテレワークスペースとして、夜は家族趣味、学習のスペースにする予定です。将来的には秘密基地的な用途で使えたらと思っています。
例えばテレビやプロジェクターを置いて映画鑑賞、読書スペースなど。
夏場はロフトベッド下の空間にハンモックでも設置して昼寝スペースとして活用できそうです。