【DIY】壁掛けテレビの配線を綺麗に隠す設置方法

設置方法

リビングを少しでも広く、スッキリ、美しくするために『壁掛けテレビ』を検討している方も多いと思います。

テレビを壁に掛けた後の電源コード、アンテナ線、レコーダーと接続するHDMIケーブル、録画用ハードディスクと接続するUSBケーブル等の配線をどの様に隠そうか悩ましいところです。

設置する壁が石膏ボードなどで壁裏が空洞になっている場合は、壁の中に配線を通すこともできるでしょうが、マンションのコンクリート壁や賃貸の場合はそうはいきません。

今回は『配線を綺麗に隠せる壁掛けテレビの設置方法 』をご紹介します。

またテレビをワイヤレス化して配線を無くしてみました、この記事もあわせてご覧ください。壁掛けテレビの配線がすごく簡単なります。

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壁掛けテレビの配線を綺麗に隠すおすすめの設置方法

その設置方法とは下の写真の通り『壁掛けテレビ』ならぬ『柱掛けテレビ』です。この方法でテレビを設置することで壁と柱の間に配線を通す空間を作り、配線を柱の後ろの隠すことができるのでキレイな仕上がりになり、見た目もスッキリです。

壁掛けテレビ設置イメージ
壁掛けテレビ設置例

テレビの設置の方法

2×4材と突っ張り金具を使って設置したい壁際に柱を立てます。

2×4材はホームセンターでカットしてくれるお店もあるので、事前に切ってもらうことをおすすめします。まっすぐに切ることがポイントです。

2×4材の上部分にLABRICOアジャスターアイアンを取り付ける

LABRICO(ラブリコ)

まず(a)2×4材の先端に(b)LABRICO2×4アジャスターアイアンを付属のネジで取り付け固定します。

電動ドリルがあると便利です。

2×4材の下部分にゴム板を取り付ける

2×4材底面

(a)2×4材の反対側に(c)ゴム板を2×4材の底面の大きさに切って取り付けます。強力な両面テープやボンドなどを使用してください。

LABRICOアジャスターアイアンにも付属のパッドがありますが力を加えると回転してしまうのでゴム板を挟むことをお勧めします。

2×4材に壁掛けテレビ用金具を取り付ける

2×4材に取り付けた壁掛け金具

(a)2×4材に(d)テレビ壁掛け金具 テレビマウント ディスプレイアームを取り付けます。

2×4材に穴をあけ、ボルトとナットで固定しました。

取り付けした後でもテレビに隠れる範囲であれば金具の取り付け位置の調整も可能です。

2×4材の設置

LABRICO(ラブリコ)

壁と柱(2×4材)の間にケーブル類が収納できるだけの空間(20mm~30mm)を空けて柱を立てます。

2×4材が垂直になるように立てましょう。

LABRICOアジャスターアイアンのポールの部分に空いた穴にドライバーを差し込んで回転させて2×4材を固定します。

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壁掛けテレビの配線(アンテナ線、電源ケーブル、HDMIケーブルなど)

テレビに接続する必要のあるケーブルは、電源タップ、アンテナ線(地上波と衛星)、Blurayレコーダー接続用のHDMIケーブルの4本なので、束ねて2×4材の後ろに配線します。

写真では変わりづらいですが、壁と柱の間の空間に全ての配線を隠しています。

壁掛けテレビの配線
壁掛けテレビの配線

壁掛けテレビの配線(アンテナケーブルを整理)

我が家はアンテナケーブルが2本(地デジ用とBS/CS用)だったので、混合器を使って地デジとBS/CS放送の電波を1本アンテナケーブルにまとめました。

テレビの後ろまではアンテナケーブル1本で配線し、テレビの後ろで分波器を使い再び地デジ用とBS/CS用に戻します。

アンテナケーブル(同軸ケーブル)は太くてかさばるので、一部区間を1本にすることにより配線が楽にできます。

壁掛けテレビの配線(ハードディスクやゲーム機の収納)

今回の設置方法で2×4材の柱を立ててテレビを設置したことにより、壁とテレビの間に空間が生まれます。その空間に棚を作り、録画用のハードディスクやゲーム機本体、かさばるACアダプター類を収納しました。Blurayレコーダーは残念ながら収納できないので今まで使っていたテレビ台に配置しました。

壁掛けテレビの裏側収納スペース
壁掛けテレビの裏側収納スペース

最近は映画など動画配信サービスで観ることが多く、ここ数年BlurayやDVDを再生していないので、そろそろBlurayレコーダーも処分してもいい時期かもしれません。

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配線が隠せる以外のメリット

この方法でテレビを設置することでケーブル類をきれいに隠すことができる以外にもいくつかのメリットがあります。

自分で短時間で設置できる

2×4材に突っ張り金具と壁掛けテレビ金具を取り付けて、柱を立てるだけなのでDIYをやったことがある人なら1時間ほどで設置ができます。

壁掛けテレビにする費用が安い

業者に依頼すると作業費だけで数万円かかると思いますが、自分でやることで材料費だけで設置ができます。
2×4材(1000円)+突っ張り金具(1000円)+ゴム板(300円)+壁掛け金具(3000円)
※価格はおおよその価格です。

賃貸マンションなどでも壁掛けテレビが設置可能!

2×4材を使って柱を立ててテレビを設置するので、壁に穴をあけける必要がありません。賃貸マンションでも設置が可能です。退去時には柱を外すのみです。

模様替えが簡単

柱を移動させることができるので、部屋の模様替えも簡単にできます。また柱を2×4材から 2×8材 、2×12材と幅を広げたり、柱に色を塗ったりすることで雰囲気を変えることができます。

今後の改善点

今回は2×4材を使用して設置したので、個人的には見た目のバランスが悪いかもと思っており、2×8材や2×12材に変更して色をつけることを考えたいと思っています。またBlurayレコーダーも無線のHDMIを利用して離れたところに設置することも可能かと思います。

また改善したらご紹介したいと思います。

追加情報

壁に掛けたテレビとBlurayレコーダーは〇〇リンクなどの機能を使うとネットワーク経由で録画したり、録画した番組を再生することができます。私の場合はソニーの液晶テレビ(BRAVIA 43X8000G)とBlurayレコーダー(BDZ-AT700)なのでルームリンクをつかってワイヤレス化できました。

Bluray/DVDの再生はサポートされていませんでした。

Bluray/DVDの再生をしないのであれば、Bluray/DVDレコーダーの置き場所は選択肢が増えると思います。

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